前回は日焼けのこととか全く考えない、ひたすら熱中症予防のことだけに特化した観戦ファッション編でしたが、今回は、熱中症予防のための食事についてを考えてみたいと思います。
以前は熱中症対策として、とりあえず水分を摂るということを言われていましたが、最近では更に塩分(ナトリウム)の補給も大事、ということが周知されてきてますよね。
汗をかくほどではない時にはそこまで気にする必要はないのですが、大量に汗をかくような場面では、汗に含まれる【ナトリウム】も一緒に体外に出ていってしまいます。そのために、水だけをとっていても、塩分(ナトリウム)が足りないと熱中症になってしまうんですね。
水だけではダメということで、水と一緒に梅干しや飴を摂取するのが良いのですが、なかなか別々にちゃんと摂取するのは難しいので、塩分を含んだ水を飲むのが、効率的ですよね。
そこでなんと、全国清涼飲料工業会では、「熱中症対策」の用語を使用できる基準を設けているんです!その「熱中症対策」表示ガイドラインによると…
ナトリウム濃度として、少なくとも、飲料100ml あたり40~80mg※1 含有する清涼飲料水。
「熱中症対策」表示ガイドライン
(※1 この値は、厚生労働省HPのマニュアル記載の値に基づく。食塩相当量として0.1~0.2g。)
つまり、この基準をクリアした飲み物なら熱中症対策として間違いない!ということで、各メーカーの熱中症に適した飲み物を探してきました。
「熱中症対策」をして告知のできる、各メーカーの飲料を一部ご紹介させて頂きます。ちなみに私は普段からソルティライチが一番好きで飲んでますが、多分汗をかく運動中や運動後にはもう少しハイポトニック(糖質が少なくて浸透圧が低いため、すばやく身体に吸収される)な方が良いのかなと思います。
運動前にはアイソトニック(体液にほぼ等しい浸透圧を持つ)飲料を飲んでエネルギーに変えて、練習中や練習後にはその飲み物を水で割ってハイポトニック飲料にしちゃう、というのが個人的にはオススメですー!(ハイポトニック化した後の味の保証はしませんw)
もちろん普段から三食きちんと食べて、寝不足にならないようにするというのが大前提なのですが、その上で夏を乗り切る際には意識してとった方が良い栄養素があると聞きました。
まず汗をたくさんかくことで、体内から先ほどお伝えした塩分(ナトリウム)と一緒に「カリウム」が失われます。
更には「水溶性ビタミン」という『水に溶けやすく身体に蓄積されないビタミン』も、汗と一緒に流れてしまいやすいとのこと!具体的には「ビタミンB群」や「ビタミンC」がそれにあたります。
それらを考えた上で、オススメのレシピを探してみました~♪
どちらもカリウムをたっぷり含んでいますし、ビタミンCもしっかり!レモンに含まれるクエン酸は疲労回復にも効果的なので、是非試してみて下さい♪
詳しいレシピはこちらから↓
参考 キャベツとりんごのコールスローサラダ by 365キッチンcookpad
豚肉はご存知の通り、B1をはじめとするビタミンB群が豊富!更に亜鉛、鉄分、カリウムなど、夏に必要な栄養もばっちり♪そこにクエン酸を含んだ梅がプラスされれば、疲労回復に最適な食事の完成です。
詳しいレシピはこちらから↓
それでも足りない!という時にはサプリメントや飴で補いましょう。バッグにお守り代わりに忍ばせておけば、安心ですよね♪
具体的に「これが良い!」というものはないと思うので、自分の好みで買っていいと思います。ちなみに私が持っていることが多いのは、以下の商品です(笑)
皆さんのオススメの飴や補助食品等あれば、是非コメントで教えてやって下さい?