熱中症予防をして楽しく観戦しましょう【ファッション編】

そろそろ中学や高校の総体のシーズンが近づいてきましたね。今年の夏は平年並みの暑さの予報とはいえ、地球温暖化の影響で夏の平均気温は年々高くなっていますから、今年も熱中症対策は必須です!

と、いうわけで今回は、無理せず観戦を楽しむための熱中症対策を考えてみたいと思います。


帽子

熱中症対策としてあった方が良いのは、日傘や帽子といった紫外線を防ぐためのグッズです。

とはいえ、日傘は競技場によっては観戦の邪魔になってしまうこともありますので、個人的には帽子がオススメです。

ただ、熱中症対策として利用する場合は、どんな帽子でも良いというわけではなく、きちんと選ばないと逆効果になってしまう場合もありますので、以下の点に注意して下さい♪

通気性の良い素材

帽子の中が暑くて汗をかいてしまったという経験をお持ちの方は、多いと思います。せっかく直射日光を防いでも、熱がこもってしまっては意味がないので、通気性の良い帽子がオススメです。

具体的にはやはり(麦わら帽子)が通気性では一番優秀だと思いますが、パナマやラフィアといった天然素材であれば、通気性は問題ないと思います。最近はメッシュ加工をして通気性を良くした布素材の帽子もありますので、お好みで探してみられて下さい。

大きなつば付き

野球帽のように前だけにつばがあるキャップタイプよりも、全体的につばのついたハットタイプの方が熱中症対策としては理想的です。

最近では赤白帽にもフラップと呼ばれる日よけの布が付いてるものがありますが、あれは頸動脈の血液やその付近を流れるリンパ液を直射日光による急激な温度上昇から防ぐ効果を期待してのものですので、通常の帽子も出来るだけつばが広く、直射日光が当たらない形状のものが熱中症対策としては最適だと思います。

キャップタイプ
ハットタイプ

タオル

「冷却タオル」「冷感タオル」「クールタオル」等、様々な名称でひんやり感を感じられるタオルが販売されていますので、汗を拭くためのタオルとは別に一つ持っていると重宝しますよー!

出典:3COINS

ちなみに私が持っているのは「3coins」のひえひえタオル!持ち歩きに便利なかわいいボトルがついて、300円ととってもリーズナブル!タオル自体は幅狭でちょっと固めの質感なので、スポーツ時に汗拭きタオルとして利用するには不向きですが、観戦用としては十分!冷却効果をしっかり感じることができます♪

(ただ残念なのは3coinsの店舗は、中津にはないんですよねー!大分市営陸上競技場の帰りにアミュプラザおおいた店に寄るか、大分スポーツ公園総合競技場の帰りにパークプレイス大分店に寄るか……。どうやったら中津に来てくれるんでしょうか?)

服装

女性は日焼け対策も考えないとはいけないと思いますが、全身を覆い隠すような服装は熱中症にかかりやすくなります。少しでも快適に過ごすことを考えた場合の服装のポイントを考えてみました。

出典:wear

吸水性・速乾性に優れた素材を選ぶ

汗を吸ってくれる吸水性と吸った汗を素早く乾かしてくれる速乾性に優れた素材が、熱中症対策では重要になります。

具体的な素材としては天然素材の【綿】や【麻】、化学繊維の【ポリエステル】、更に最近は吸水速乾機能加工を行った合成繊維素材もありますので、お好みに合わせて選んでいただければと思います。

ゆったりとした形状のものを選ぶ

熱中症対策には、素材だけではなく形も大切です。体に沿う形状の場合は、服と体の間を風が通らないので熱がこもりやすく、そのこもった熱が体内にたまって熱中症になってしまいます。

なのでできるだけゆったりした服で、袖口も詰まっているものよりふわっとしている方が風が入ってきやすくて良いと思います。

また暖まった空気は上昇しますので、できるだけ襟元が開いた服がおすすめです。更にシャツの裾は出して、下から入った空気が上に通り抜けるようにするとBEST!

インナー(肌着)は着た方が良い

暑いと肌着は着たくないと思われるかもしれませんが、これは逆で、ポリエステルや吸水性や速乾性の高い素材のピタッとした肌着を着ることで、汗と熱が外へ早く逃げてくれるそう。(汗をかくほどではないという時は、また別です。あくまで汗をかく前提で考えて下さい)

服は1枚で着るよりも、密着した肌着を着てその上にゆったりした服を着たほうが快適に過ごせるということなので、出来るだけ肌着を着る事をおすすめします♪

ご質問等ございましたら、お気軽にコメントください